エンジニアの求人は多いですが、注意すべきこともあります
就職難と言われるこのご時世でもエンジニアの求人はそこそこあるようです。私はSE・プログラマをしていますが、この職種の求人数は多いですし、所属先の会社でも定期的に中途社員を採用しています。ただし注意しなければいけないのは、SE・プログラマの場合は比較的若い方の求人が多いということです。特に中小企業の場合、即戦力となる技術を持った方を多く採用しており、管理職となるような年代ですと中々採用が難しいようです。これは、管理職は生え抜き社員が多いことや、親会社により管理方法が若干ことなること、管理職になるまでに築き上げた人脈が重要だからなのでしょうか。大体30歳前後のリーダー・主任クラスの即戦力となるような方の採用が多いようです。まれに未経験者の採用を行ってくれる会社もありますが、このような会社は人海戦術で作業をこなすような、いわゆるきつい会社も多いようなので注意が必要です。私の場合、ちょうど就職氷河期でしたので採用してくれた会社にありがたく入社したことでSEになりましたが、現在学生の方、この業界を目指す方にはよくよく自分の適性を見極めてから入社してほしいと思います。
といいますのも、入社1～3年目程度で退職される若手が例年数名いるからです。多い時は、同期の半分が退職してしまっているというような状況です。会社側が適性を見極めず、学歴だけで採用しているというのも理由の一つだと思いますが、入社後初めて言語等の技術を学んで、ついていけないと感じる方も多いようです。ですので、学生さんには自分の適性をじっくり考えて就職を決めること、転職を考えている方には早めにずっと勤務できる会社を見つけることを申し上げたいと思います。